
— 色彩は痛覚である。 —
別府倫太郎 Beppu Rintaro
色彩は痛覚である
すべての色彩は
痛覚というフィルターを通して
表現される
感情が痛みとして感じられるとき
そこに色が生まれる
だから
この世界を豊かに感じた分だけ
色彩は広がっていく
色彩が豊かであればあるほど
日々はより
鋭く深いところまで差し込まれる
幼い頃に感じていた
ただ漠然とした虚しさのように
そこに言葉を持たない痛みがある
生きているということに対する
この世界に対する
この世界に存在する
すべてのものに対する
痛みがある
そして
自分という存在に対する痛みがある
何者かであろうとする
全ての存在への痛みがある
別府倫太郎
La couleur est douleur
Toute couleur
passe par le filtre
de la douleur
Quand l’émotionse
confond avec la douleur,
alors naît une couleur
Ainsi,
plus le monde est senti dans sa plénitude,
plus la couleur s’étend
Plus la couleur s’intensifie,
plus les jours pénètrent,
profonds et aigus
Comme le vide diffus
que j’éprouvais enfant,
il est là, cette douleur sans nom
Douleur d’être en vie,
douleur devant le monde,
douleur face à tout ce qui est
Et douleur encore
devant sa propre existence
Douleur enfin,
dans le vouloir-êtrede
tout ce qui est.
Beppu Rintaro
色彩は痛覚である
すべての色彩は
痛覚というフィルターを通して
表現される
感情が痛みとして感じられるとき
そこに色が生まれる
だから
この世界を豊かに感じた分だけ
色彩は広がっていく
色彩が豊かであればあるほど
日々はより
鋭く深いところまで差し込まれる
幼い頃に感じていた
ただ漠然とした虚しさのように
そこに言葉を持たない痛みがある
生きているということに対する
この世界に対する
この世界に存在する
すべてのものに対する
痛みがある
そして
自分という存在に対する痛みがある
何者かであろうとする
全ての存在への痛みがある
別府倫太郎

何者かであろうとする、全ての存在へ。
To Every Being Trying to Be Someone.
2025 / 2273mm x 1818mm / Acrylic on Canvas

L’Aube
2025 / 1620mm x 1620mm
Acrylic on Canvas


豪雪地として、また魚沼産コシヒカリの産地として知られる新潟県十日町市。
祖父が兼業農家として米づくりをしており、その際に使っていた作業場をアトリエとして改装しました。
現在は、自宅に隣接するこのアトリエで制作を行っています。
豪雪地として、また魚沼産コシヒカリの
産地として知られる新潟県十日町市。
祖父が兼業農家として米づくりをしており、
その際に使っていた作業場を
アトリエとして改装しました。
現在は、自宅に隣接するこのアトリエで
制作を行っています。

補完し合う記憶 Complementary Memories
2024 / 1167mm x 1167mm
Acrylic on Canvas

Le Matin
2025 / 1167mm x 1167mm

Le Crépuscule
2025 / 1167mm x 1167mm
その他制作物
Acrylic on Snowboard




2026 / 1520mm × 290mm Acrylic on Snowboard
Hand-Painted Sneakers



アルコール系マーカー/ケント紙 Alcohol-based markers on Kent paper




2022 / 420×297mm Alcohol-based markers on Kent paper
Textiles / Apparel テキスタイル・アパレル





別府倫太郎 Beppu Rintaro
2002年12月生まれ
新潟県十日町市在住
10歳の頃、入院生活の中で、アルコール系マーカーとケント紙を使って絵を描き始める。
2023年、アクリル絵の具と出会い、本格的に絵画活動を開始する。
2025年10月、東京・紀尾井町の文春ギャラリー(文藝春秋 西館)で
初個展 pour soi ― プール・ソワ ― を開催。
2026年5月、クリエイティブブランドOratnir(オラトニール)を始動。
幼少期から「他者に見られている感覚」に強く影響を受けながら育ち
作品には「目」のモチーフが繰り返し現れる。
また、「赤い木」などの色彩を生命の内側にある衝動として
とらえ、絵画の中に有機的・象徴的に描き続けている。
本人は ”色彩は痛覚である” と語る。
“すべての色彩は、痛覚というフィルターを通して表現される。
感情が痛みとして感じられるとき、そこに色が生まれる。
この世界を豊かに感じた分だけ、色彩は広がっていく。”
森の中や闇の中に感じる「見られている気配」、幼い頃に抱えていた
漠然とした虚無感や、存在への痛み――
そうした原体験が彼の色彩とイメージの根底にあり、それらをもとに
見ることに内在する心理的・哲学的な問いを表現している。
表現は絵画だけにとどまらず、幼い頃から「描くこと」と「書くこと」
の両方で自己と世界を見つめてきた。
2017年には文藝春秋より初の著書『別府倫太郎』を刊行。
以後、『ユリイカ』(青土社)、『文春オンライン』などにも寄稿し、
現在は個人文藝誌『レゾンデートル』を執筆している。
絵とことばの両方で、見ること/見られること、
生きること/痛みを受け取ることを問い続けている。
お問い合わせ先・お仕事のご依頼など
e-mail : office@oratnir.jp
絵画制作のご依頼について / Painting Commission
好きな色や飾りたい場所、心に残った作品などをもとに、あなただけの一点を制作いたします。
色や雰囲気のご希望はもちろん、「おまかせ」でのご依頼も歓迎です。
キャンバスサイズのみお選びいただき、構成や色彩はその時に生まれる作品として丁寧に描き上げます。
初めての方もイメージが固まっていなくて大丈夫です。
新潟県十日町市のアトリエより、一点一点心を込めてお届けします。

オーダーペイント絵画 / Painted to Order
一点一点手描きで制作するオーダーメイドのキャンバス作品 サイズは20cm角と30cm角の2種類
側面にも絵が描かれ 厚さ4cmです
そのまま壁に掛けたり棚に置くだけで飾ることができます


